ヤフーニュースにて、IHSアイサプライという部品関連会社がiPhone5に使われているパーツから原価を計算しているとの報道が出ていました。
分解したiPhone5のパーツ価格から見積もった原価は、それぞれのモデルで以下のようになっています。本日のドル相場78.20円/1ドルで換算しています。
16GBモデル/ 207ドル=16187円
32GBモデル/ 217ドル=16969円
64GBモデル/ 238ドル=18611円
だったそうです。ちなみに64GBモデルのアメリカでの価格は849ドル(約66400円)です。auでの定価なんて8万円超え、SIMフリー版の市販価格は12万円前後になっています。
パーツ個別の原価は以下ようなものが出ています。
・ディスプレイ部品/ 44ドル
・A6プロセッサー/ 17.5ドル
・NAND型フラッシュメモリー 16GB/10.40ドル、32GB/20.80ドル、64GB/41.60ドル
・LTE通信関連パーツ/34ドル
いや~、アップルが儲かるわけです。1日で100万台以上売れているわけですから、ざっと見積もっても端末価格差で40,000,000,000円(400億!)くらいの売り上げが初日だけであるわけですね。そして、今年中に4000万台以上売れるとの見込みらしいので、売り上げは1兆円を軽く超えるのでしょうか。
iPhoneの売り上げがアメリカのGDPを左右するという経済アナリストがいたそうですが、確かにそれくらいの影響がありそうです。