1月30日に行われたNTTドコモの決算会見にて、ドコモ社長の加藤薫氏が「機種の絞込みを行う」と今後のスマートフォン販売戦略についてコメントを出しています。
ドコモはauやソフトバンクに比べて毎シーズン多数の携帯電話・スマートフォン機種・タブレット端末をさまざまなメーカーから発売しています。
たとえば、2013年春モデルでは
・docomo スマホ:9機種、タブレット1機種
・au スマホ:1機種
・SB 新機種無し
2012年冬モデル
・docomo スマホ:14機種、タブレット1機種、携帯電話4機種
・au スマホ:9機種, タブレット1機種
・SB スマホ8機種(うち2機種はディズニーモバイル)、携帯電話2機種
こんな感じでdocomoは圧倒的に機種の選択肢は多くなっています。
しかし、docomoのスマートフォンは基板パーツなどの調達が出来ずに発売後1,2ヶ月で販売終了してしまう機種も多く、人気にもばらつきがある印象でした。
そこで今後は顧客のニーズや調達コストの観点から絞り込みを行うという方針に変換していくようです。
話題の機種をプッシュしていくと明言していましたので、iPhone不在のドコモだとサムスン製やHTC,ファーウェイ製などのアジア系メーカーの機種が今後はドコモの主力になってくるものと思われます。
国内メーカーだとシャープのAQUOS PHONE ZETA, ソニーのXperia、富士通のARROWSなどに絞り込まれそうです。
具体的な新機種台数は明らかにされませんでしたが、今後は新機種のラインナップが減ることは確実そうです。