本日8月21日に、ドコモはソニー・エリクソン製のスマートフォン機種「Xperia arc SO-01C」のアップデート情報を公開しました。
今回のソフトウェア更新によって、外部記録メディア「microSDXC」を差し込むと、メモリーカード内のデータが破損してしまうという不具合が直るそうです。
エクスペリアアークはもともとmicroSDXCには対応していない機種であり、今回のアップデートを行ってもmicroSDXCが使えるようになるわけでありませんのでご注意下さい。
メモリーカードはどれも似たような形状・名称をしているため、詳しくない方だと間違えて買ってきてしまうこともあるかもしれませんが、最近のmicroサイズのメモリーカードには主に、
・microSD
・microSDHC
・microSDXC
という3種類の規格があります。どれも形状はほとんど同じものですが、非対応機種ではデータの書き込み・読み込みが出来ないものがあります。
通常、microSDは2GB、microSDHCは32GBくらいまで対応した機種が多いです(パンフレットなどに最大容量が書かれています)。
今回のエクスペリアの事例では、データが読み込めないだけでなく、破損してしまうという事象を改善するためのものです。microSDXCを間違えて入れなければ、べつにアップデートする必要はないかもしれませんが、一応更新しておくとよいでしょう。
一部情報では、microSDXCの64GBのメモリが使えるスマホ機種もある、というクチコミもありますが、あくまで非公式であり、サポート対象外のことなので自己責任となってしまいますのでご注意下さい。