スマートフォンのLTE(次世代高速通信)通信に関する興味深い情報がICT総研より公表されています。
10月22~31日の期間で、都市部や地方都市など200箇所を対象にLTE速度の実測した平均値が公表されており、以下のような結果になったそうです。
下り(Mbps) | 上り(Mbps) | |
ソフトバンク | 10.79 | 5.40 |
au | 9.37 | 4.57 |
ドコモ | 7.95 | 1.66 |
平均速度は上り・下りともにソフトバンクがトップ、1割ほど遅い速度でauが2位、ドコモが3位と続いています。
各キャリアで「自社のLTEはこんなに繋がる!こんなに速い!」といっていますが、実測値で比較しているのでユーザーにとってはこういった情報こそ欲しいものですね。
LTEの先駆者だったはずのドコモがあっという間にソフトバンクにもKDDIにも抜かれてしまっています。これはXi利用者が多いため、そのトラフィックを捌ききれていないということのようです。アップロード速度なんて酷いものですね・・・。
それにしても、各社LTEの速度を広告するときには「75Mbps」という理論値・ベストエフォートで、光回線のように速いような言い方をしていますが、実際には数分の一しか出ていないのが現状なようです。