本日のYahooニュース、毎日新聞の記事で日本の電機メーカー「パナソニック」がドコモからこれまで供給してきたスマートフォン事業からの撤退を検討しているとのニュースが出ています。
現在ドコモでは2013年夏モデルとして、パナソニック製スマートフォン ELUGA P P-03Eを発売しています。
パナソニックでは国内で個人向け携帯電話が登場し始めた初期からドコモでの携帯電話・スマートフォン機種の提供を行ってきましたが、近年の業績不振と、海外メーカーでのスマートフォン販売独占状態の影響から撤退方針が持ち上がったようです。
ニュース報道では、パナソニックはスマートフォン事業において2012年度に81億円の赤字を出しているそうです。
撤退するのはスマホ分野のみで、ガラケー・折りたたみ携帯電話機種についてはドコモ・ソフトバンクなどへ提供を続けるとのこと。
ドコモではこの夏、SamsungとSONYの2機種をツートップに指定し、他機種に比べて割引率を上げて優先販売を行っています。このほかのシャープ、富士通、そしてパナソニックなどの機種を除外した販売戦略の影響が、今回のメーカー撤退に繋がったと見られています。
参考記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130629-00000048-mai-bus_all