本日のニュースで、京都消費者契約ネットワークというNPO法人がソフトバンクの契約違約金が違法であるとして訴えていた裁判で、SB側が勝訴したとの報道がありました。
現在、ソフトバンクだけでなくドコモでもauでも、回線契約をする際に2年単位で契約し、契約更新月以外に解約をすると違約金が1万円程度掛かるようになっています。
同様の裁判で、2012年3月にはドコモが勝訴、auは敗訴しています。
2年契約をすることを前提に割安のプランを利用できるようになったりするわけですが、それを途中解約した場合にキャリアが受ける損失との兼ね合いで、今回のソフトバンク側の勝訴となったようです(「中途解約による会社の損害は9975円を上回る」として条項を適法としたようです)。
更新月を過ぎてしまうと、そこから1年間回線契約を解除できなかったりするこの制度は、変更のタイミングを逃してしまうと結構厄介なものです。
通常、2年契約することのメリットは、携帯電話やスマートフォンの本体価格の月賦割り条件になります。一方で、白ロムのように一括で購入してしまえば違約金などが発生することもなく、いつでも縛りなく契約変更が出来るようになるというメリットがあります。
違約金が気に入らない、というユーザーも多いようですので、そんな方には白ロムでの運用をオススメします。
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