本日発表されたiPhone5には、新しいSIMカード「nano-SIM」が採用されることが明らかになりました。
このnanoSIMは、従来のmicroSIM よりもさらに一回り小さく、横幅は1センチもありません。
こちらのウェブサイト(ガジェット速報)で、画像の比較が行われていますので、参考にどうぞ。
現在、このnanoSIMは日本国内では発売されていません。つまり、iPhone5を白ロムで手に入れても、SIMカードをソフトバンクかauで交換手続きをしないと利用はできない、ということになります。
まだ未確認情報ではありますが、現在通常SIM→microSIMなどへの交換はauの場合2100円、ソフトバンクの場合は1995円でショップにて交換手続きが可能ですので、同じようにiPhone5発売後は交換が出来るかもしれません。
白ロムのiPhone5を入手して、auとソフトバンクに持ち込み新規で契約することも出来るはずです。
一方、ドコモでの回線利用でiPhone5を使うことは絶望的になりました。現在のmicroSIMを強引に加工してnanoSIMサイズに変更することが出来れば、あるいは使えるかもしれませんが、オススメは出来ません。
nanoSIMが利用できるキャリアは現在国内にはありませんし、KDDI・ソフトバンク以外の他社から発売されることがあればドコモ回線でも使える可能性はありますが、しばらくは発売は無いと思われます。
[2013年7月追記]:現在はnanoSIMもドコモから発売されています。SIMロックフリーのiPhone5を用意すればドコモ回線でも使えます(LTEは不可)。また、b-mobileなどの格安SIMにもナノサイズのSIMが登場しており、利用の幅は広がりました。
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