白ロム市場において、携帯電話・スマートフォンの価格はまさに流行に左右されるといってもよいほど、人気により値段が上下します。
どんなに人気があった機種でも、同型の最新シリーズが発売されると相場価格は一気に下がってきます。携帯ショップなどではなかなか電話本体の値下げはされませんが(そもそも古い機種は売っていない)、白ロムでは値下げされた割安の電話を購入できる可能性があります。
例えば、昨年の9月に発売したauのハイエンドスマートフォン「PHOTON ISW11M」 の場合の値下げ状況を追ってみると、以下のように値段は推移しています。
時期 | 新品白ロム相場価格 |
ショップでの一括購入 | 68,250円 |
2011年9月末日 | 58,000円 |
2011年10月 | 45,000円 |
2011年11月 | 39,800円 |
2011年12月末 | 35,000円 |
2012年1月 | 26,000円 |
2012年2月18日現在 | 22,000円 |
*相場価格は当サイトが独自で収集した過去の販売データに基づき概算したものです。
このように、発売後1,2ヶ月ほどは定価から1~2万円ほど白ロムだと安く購入できます。12月頃まではまだまだ人気が高く、3万円台後半の在庫が多く見られました。しかし、2012年に入ってから、急激に値段は下落、本日のISW11Mの在庫を見てみれば、2万円を切る19,800円の在庫もありました。
これは、ISW12Mの後継機といえる「Motorola RAZR IS12M」が2012年3月に発売されることが大きく影響していると思われます。また、2011年冬春モデルも複数発売されており、相対的に人気が落ちたことが要因で、白ロム在庫が豊富になったことが価格にも反映された結果だと推測されます。
どの機種も同様の値下がりは起こります。したがって、なるべく安く携帯・スマホを入手するには、発売後5~6ヶ月が経ち、後継機の発売が控えているもの(あるいは発売したもの)を狙うのがオススメです。
最近では、auのINFOBAR A01やISW11Fといった機種が値下がりが激しく、目玉在庫がしばしば見られます。
ちょっとくらい最新からは遅れていても安いほうがいい、という方は是非上記のような「型落ちかけ」の白ロムを狙ってみてください。