iPhone5を発売したソフトバンクとKDDIでは、高速通信のLTE用に月額5460円のプランを用意しています。
ソフトバンクの場合、パケットし放題 for 4G LTE 定額料が月額5985円。
この定額プランは、実は無制限に高速通信を使えるというものではありません。 auも同様ですが、一月の通信量が7GB(ギガバイト)に到達すると、その後はLTEの500分の1にも満たない速度での通信しかできなくなります(75000→128 kbps)。速度回復させるには、追加料金2GBごとに2,625円加算が必要です。
では、7GBバイトがどれくらいのデータ量なのかという計算をしてみます。
LTEの理論上の最高速度は75Mbps(メガビットパーセカンド)です。もしこの理論値で通信が出来たとして、7Gバイトのデータを通信するのに約750秒=およそ13分間で7GBまで到達します。
実際のLTEの速度は理論値の数分の一程度しか出ませんので、仮に全力で通信をし続けても1時間くらいでも7ギガまで達することは出来ないと思います。
動画だと、以下のような本数が見られます
・標準画質、5分の動画(12MB) ・・・月に600本以上
・高画質なPV 5分間 (50MB) ・・・月に140本程度
・高画質な2時間映画 (1GB) ・・・月6,7本
画質の低いものなら一日数十件を毎日見ても7GBに到達しませんが、高画質なものだと、一日に数本程度でも上限に達します。
ウェブサイトはそれぞれでデータ量が異なるため、一概にはいえませんが、Yahooのトップページの場合(約250kB)、 一日に1000回くらい読み込んでも7GBには到達しません。
スカイプを使った場合、3分で1.6MB程度といわれていますので、毎日7時間使うことが出来ます。
つまり、普通にウェブサイトを閲覧するくらいなら7GBを超えることはまずありません。ただし、テザリングを利用し、自宅のパソコンインターネットもLTE利用して動画を見たりすると、超える可能性もあります。
アンドロイドやiOSアプリでもデータ通信量をするものがありますので、試しに図ってみると自分が7GBに到達するのかどうかがわかるはずです。