ドコモが1万円以下で購入できるWi-Fi専用タブレット「dtab」の発売にあわせ、ドコモの専用コンテンツマーケットサービスである「dマーケット」を、マルチキャリアで利用できるようにするとのニュースが入ってきています。
具体的なサービス開始時期は明らかではありませんが、ビデオコンテンツや音楽視聴サービスなどの有料コンテンツがauやソフトバンクの端末からでも利用できるようになるようです。
dマーケットは数百万人もの会員を有する市場であり、コンテンツによる集客・売り上げ向上を狙う戦略のようです。
昨年auではスマートパスという月定額でさまざまなサービスが使いたい放題になるというコンテンツ形態が人気になりました。これにdマーケットが競合するようになるわけですが、果たしてそこに勝ち目はあるのか、と今回の参入は個人的には疑問に思います。
現在dマーケットはドコモのSPモード・iモードを介して契約していますが、これが「ドコモID」での会員登録制に切り替えていくことで、他社からも接続できるように開放していくとのことです。
ユーザー視点から見れば、キャリアが変わったことでお気に入りだったコンテンツが使えなくなる、などの不満が解消される 、コンテンツ競合で価格競争が進んで値下げされる、などのメリットもありそうですので、今後の展開には期待できそうです。
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